香りの学校LIVE アロマテラピースクール専任講師・IAI認定資格アロマセラピスト・インストラクターの松本由香先生と卒業生でIAI認定資格アロマセラピストの大島英子さん、同認定資格の山口智代さんの3人が特別養護老人ホーム「かわいの里」においてアロマテラピーマッサージのボランティア活動を行ないましたので紹介します。
きっかけは、特別養護老人ホーム「かわいの里」の施設長 鈴木さんより施設のスタッフ向けに簡単なアロマテラピーハンド&フットマッサージを教えて欲しいとのセミナー依頼があり、スタッフを対象にセミナーを行なったところ大変評判がよく、特別養護老人ホーム内でアロマテラピーマッサージを活用して行きたいとのご相談がありました。アロマセラピストとして参加したメンバー全員の賛同もあり、お年寄りの方たちのためになりアロマテラピーの啓蒙にもなるのであればと思い、お引き受けいたしました。
それ以来、「かわいの里」では定期的にアロマテラピーハンドマッサージを中心とした部分的なアロマテラピーマッサージを行なっております。利用者の方から、「フット」や「ボディー」や「フェイシャル」のアロマテラピーマッサージをとの声も上がっておりますので、現在アロマテラピーフットマッサージを検討しております。
特別養護老人ホームでお年寄りの方たちにアロマテラピーハンドマッサージをしてみて、予想していたより遥かに好評であったことと、初めて受けられた方から「生まれて初めてこんな事(アロマテラピーマッサージ)をしてもらったが、気持ちいいなぁ~」と感想が聞けてアロマセラピストとしての喜びを感じました。
また、重度のマヒ症状の方を是非アロマテラピーマッサージして欲しいと言われ戸惑いながらも軽擦を中心としたアロマテラピーマッサージを行ないました。施術後施設の方よりお話があり、マヒがある為なかなか部屋より出る事が少なく、また他の方とコミュニケーションも取りにくいのでアロマテラピーマッサージを受けることで少しでも気分が紛れればと言われました。実際にアロマテラピーマッサージを行なってみて、アロマテラピーマッサージの合間にお年寄りの方たちと色々なお話もでき、またアロマテラピーマッサージをすることにより血行も随分と緩和したように感じました。
日頃からアロマテラピーマッサージの効果を勉強してきましたが、実践してみて改めてその効果を実感できたように思います。